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新型コロナウイルスの影響で、奨学金の返済が困難となった、生活に困窮したなどの若者が、インターネットを介して簡単に儲かるとした不審な副業話に手を出すという消費者トラブルが発生しています。
新型コロナウイルスの影響でアルバイトがなくなり、突然収入を断たれた。生活が苦しいので仕事を探そうと、スマートフォンで副業サイトを検索した。簡単に儲かるお勧めのサイトに興味を持ち、メッセージアプリに登録したら、お知らせが届くようになった。電話をかけて話しを聞き、初めに4800円の情報商材をクレジットカードで購入した。
その後さらに、「マイニングマシン※16台を160万円で購入すると、翌月から毎月30万円が配当される。ローンで購入してもすぐに返済できて、確実に儲かる」と勧誘されたが、インターネットでこの会社について調べると、不審な口コミが多く怪しい。
情報商材の購入代金4800円は既に支払っているので諦めるが、マイニングマシンの購入については、話を聞いただけで契約書等は交わしていないと思うので、このまま無視しておいてもよいか。
※マイニングマシン…仮想通貨(暗号資産)には、通貨を管理する国や中央銀行が存在しないため、第三者がネットワークを通じて取引の承認および確認作業(マイニング(採掘))を行い管理している。この作業に使用されるコンピュータのことをマイニングマシンという。
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