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全国有数の花のまちを進化させる|市民が支える花のまちづくり

ページID:0011065 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

鴻巣で「花と緑のまちづくり」を進めるNPO法人フラワーピース。鴻巣駅東口をはじめ、市内数カ所にハンギングバスケットの設置や、花壇を植栽・維持管理することで、花のまち鴻巣をアピールする文化を育んでいる団体です。こちらの団体に20年近く関わる、副代表理事の榎本さんに花のまち鴻巣について伺いました。

 

榎本さんと秋山さんの写真
​同僚の秋山文江さん(左)と一緒に

 

【プロフィール】

榎本永子さん(65歳)
NPO法人フラワーピース
https://www.flower-peace.jp/<外部リンク>
※2022年11月インタビュー時

 

きっかけは中学校のPTAで

2022年11月に市役所前で実施した花壇植栽の様子の写真
​2022年11月に市役所前で実施した花壇植栽の様子

 

NPO活動を始めたきっかけを教えてください

2004年のフラワーピース設立時に、代表理事である吉田誠さんと子どもが通う中学校のPTAで知り合いだったことから、声をかけられました。当時は、花のまち鴻巣と謳っているのにまちに全然花が飾られてなく、花のまちとは言えないなと思いましたね。

 

どのような活動をされているのですか?

市から委託を受けて公共花壇やハンギングバスケットの設置、維持管理のほか、花のボランティア「フラワーフレンズ」の一員としても「花と緑のまちづくり」を進めています。

また、全国で開催される研修に参加して新しい花の装飾、見せ方などを学ぶこともあります。

ほかのまちで行っている花の飾り方を真似するだけではなくて、何か新しいこと、ほかとは違うことをしていきたいですね。

 

フラワーフレンズのビブスの写真
​緑が鮮やかなフラワーフレンズのビブス

 

フラワーフレンズとは?

鴻巣市が募集している花のボランティアです。活動内容は市役所や鴻巣駅東口のロータリー、フラワーロードの花壇における草花の植えつけなどで、個人では66人、団体では6団体(2022年3月31日時点)が所属しています。花が好きな方やコミュニティを広げたい方などが多数参加しています。申し込みは鴻巣市ホームページまたは商工観光課窓口へ。

 

フラワーフレンズのみなさんにお話を伺いました!

笑顔の鈴木さんの写真

花が好きなので参加しています。自宅の庭もガーデニングしているのですが、フラワーフレンズでは広い場所で植栽できるので気持ちいいです。年間のほとんどの活動に参加しています/鈴木さん

 

笑顔の齋藤さんの写真

定年退職したので鴻巣市に何かお返しができないかとボランティアを始めました。今までとは違った人間関係ができるのでとても楽しいです/齋藤さん

 

活動を通して分かった鴻巣のいいところ

水やりをしてくれるシステムの写真
​水やりをしてくれるシステム。これがないと花壇の管理・維持がとても大変になる

 

鴻巣ならではのよさは何ですか?

人と花に恵まれています。ハンギングバスケット制作や花壇植栽には沢山の花苗を必要としますが、鴻巣は市場がありますし、花農家さんも多いので対応できます。また、技術者もいます。花壇には水やりを定期的にするのですが、真夏はずっと同じ場所に水をかけ続けないといけないので、蛇口からホースとパイプをつなげて手軽に水やりができる装置を作っていただけました。

鴻巣ならではの花環境も魅力のひとつです。先日、三重県でハンギングバスケットの研修があったのですが、「鴻巣市は地元産の花が多く、パンジーやベゴニアなども多種いろいろあっていいですね」と言ってくださいました。

鴻巣駅東口に飾られるハンギングバスケットの写真
​鴻巣駅東口に飾られるハンギングバスケット

 

思い出に残っている活動を教えてください

特に思い出に残っているのは、鴻巣駅東口に花を飾れるようになったことです。花のまち鴻巣をアピールするための大きな一歩になったと思います。駅を降りると目に入るので、鴻巣って花が多いのですね、と言う方も多くて、ここを手がけられるようになって本当によかったと思います。

 

花のある生活がいかに大切か証明していきたい

フラワーフレンズによって植え替えられた花壇の写真
​フラワーフレンズによって植え替えられた花壇。「みなさん植え方がうまく、まっすぐに植えてくれるので助かる」と榎本さん

 

今後市とどのように関わっていきたいですか?

活動に協力してくれる方がさらに増えたらいいなと思います。花を飾ることよりも、大変なのは維持、管理することなのです。定期的に水をあげたり、ハンギングバスケットや花壇などで枯れた花があれば植え替えたりと維持していくことを理解していただけたらと思います。

先日、こうのすフラワーロードの植栽ボランティアに鴻巣市の高校生が参加してくれました。若い世代に花と緑のすばらしさを伝え、この活動を長く続けられればと思います。

 

市内で花を観賞できるおすすめのスポット

こうのすフラワーロード

こうのすフラワーロードのハンギングバスケットの写真
こうのすフラワーロードのプランターの写真

鴻巣警察署から免許センターまでの約650mに、鴻巣市産の花を使ったプランターやハンギングバスケットで装飾を行っています。

 
住所 埼玉県鴻巣市東4丁目周辺
交通 JR高崎線鴻巣駅東口から徒歩15分
連絡先 048-541-1321(鴻巣市商工観光課)
URL こうのすフラワーロード

 

花のオアシス(はなのおあしす)

チューリップ畑の写真
ひまわり畑の写真

鴻巣の花き生産発祥の地、寺谷地区にある花の公園です。4月上旬から中旬にチューリップが約4万本、9月下旬から10月上旬にはヒマワリが咲き誇ります。

 
場所 市民農園(埼玉県鴻巣市寺谷736)隣
交通 JR高崎線北鴻巣駅東口からコミュニティバス「フラワー号」広田コース「寺谷東団地」下車徒歩10分
連絡先 048-541-1321(鴻巣市商工観光課)
駐車場 約50台
URL 花のオアシス

ポピー・ハッピースクエア

ピンク色のポピーが咲くポピー畑の写真
オレンジ色のポピーが咲くポピー畑の写真

荒川河川敷へのゴミの不法投棄防止と「花のまちこうのす」をアピールすることを目的として、約12万5000平方メートルの敷地に約3000万本が栽培されている日本一広いポピー畑です。

 
住所 鴻巣市滝馬室587-1付近
交通 JR高崎線鴻巣駅西口からコミュニティバス「フラワー号」馬室コース「給食センター前」下車徒歩5分
連絡先 048-541-1321(鴻巣市商工観光課)
駐車場 こうのす花まつり開催時のみ臨時駐車場あり
URL ポピー・ハッピースクエア

※掲載の内容は2022年12月取材時点の情報に基づきます。変更される場合がありますので、おでかけの際は事前にご確認ください。
※料金はすべて取材時点の税込料金です。