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平成25年度 鴻巣市立中学校生徒海外派遣事業報告

ページID:0002444 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

平成25年度鴻巣市立中学校生徒海外派遣事業報告

(写真)派遣先のオーストラリアで記念撮影の様子1(写真)派遣先のオーストラリアで記念撮影の様子2
(写真)派遣先のオーストラリアで記念撮影の様子3(写真)派遣先のオーストラリアで記念撮影の様子4
今年度は平成25年7月28日~8月4日の8日間、オーストラリアのボーカムヒルズハイスクール(シドニー近郊)に、鴻巣市内の中学校に通う生徒たちの中から20名が派遣されました。現地で派遣生たちは、授業参加やホームステイを体験しました。この事業は、費用の一部に、市民の皆様や事業所の方々からいただいた「鴻巣市子ども教育ゆめ基金」を活用し、次代を担う中学生が豊かな国際感覚をもち、国際社会の一員としての自覚を身に付けることを目的としています。

1.海外派遣の感想

派遣団長から

(写真)派遣先での学内の様子1(写真)派遣先での学内の様子2
(写真)派遣先での学内の様子3(写真)派遣先での学内の様子4
オーストラリアの透き通った青空の下、8日間の研修がスタートしました。ボーカムヒルズ高校でのバディーやホストファミリーとの対面では、生徒たちの不安そうな部分が感じられましたが、次の日からは皆が元気よく、現地の学生と交流する様子には驚かされるとともに、生徒の成長をじかに確認することができました。子どもたちが海外の文化、風習、自然などに触れ体験学習を通して得たものは、何事にも代えがたい財産であると思います。8日間の体験を通し学んだ多くのことを、今後の学校生活において大いに生かしてください。

海外派遣生から

(写真)派遣先のスクールのマーク(写真)生徒たちがスポーツをしている様子
(写真)オーストラリアの街の風景(写真)派遣先での授業の様子1

  • 不安と緊張の中で始まったホームステイでしたが、時間がたつにつれて「何をあんなに怖がっていたのだろう。」と思うくらい楽しくて、離れたくなくなるくらいにバディが、学校が、オーストラリアが大好きになっていました。
  • オーストラリアと日本の文化は違います。両方体験し、違いを理解することで日本の良さをさらに知ることができました。この経験を多くの人に伝え、将来にいかせるように頑張りたいと思います。
  • 何事にもチャレンジすることが大事ということも学びました。チャレンジしなければ何も結果は得られません。私は海外派遣にチャレンジしたから、たくさんの貴重な体験ができました。
  • 「夢へつなげよう」がテーマの一つとしてありましたが、将来英語をいかせるよう、海外で働きたいと思いました。この海外派遣は私にとって夢への第一歩となり、最高の思い出になりました。
  • 一番気をつけたのが食事のマナーです。日本流にお箸を使い、お茶碗を持って食事をしました。一週間で中華、和食、欧米などの料理をいただきました。

(写真)派遣先での授業の様子2(写真)派遣先での授業の様子3
(写真)派遣先での授業の様子4(写真)派遣先の学内で記念撮影の様子

  • 最初は、英語をまったく聞き取れず緊張して答えることもできず、会話が成立しませんでした。その後やっと英語にも慣れ、楽しいと思ったときには、もう最終日でした。
  • オーストラリアの建物や食べ物は、とても大きく、びっくりしました。それに空気がきれいなため空が青く、きれいな景色を見ることができました。
  • オーストラリアの生活は日本とは全く違うものだったので、他の国の文化も知りたいと思いました。とても充実した日々を送ることができました。
  • 慣れない土地での生活は、本当に不安でいっぱいで、言葉もうまく通じず大変でした。しかし、次第に溶け込めるようになり、上手にコミュニケーションがとれるようになりました。
  • 今回の海外派遣で学んだことは、文化やその国の良さをたくさん学んだことです。現地の学校と日本との学校生活の違いがわかったり、現地の日常の生活風景が学べたりしました。

(写真)学外での様子1(写真)学外での様子2
(写真)学外での様子3(写真)学外での様子4

  • ホームステイ初日は、英語が聞き取れなくて、自分の英語力のなさにショックを受けました。でも、日に日に理解できるようになりました。
  • 外国の文化を肌で感じることができました。日本との相違点を発見するとともに、日本・オーストラリアの良いところがありました。
  • 英語に携わる仕事をするという自分の夢がすごく大きくなり頑張ろうと思いました。夢をかなえて、また必ず会いに行きます。
  • 図書館でかぶとや舞子さんの人形を見つけたりと、日本の文化が受け入れられていることにうれしく思いました。
  • 自分からバディに話しかけることができるようになり、バディ以外の外国人の友達もたくさんできました。

(写真)オーストラリアの街の風景(写真)観光地で記念撮影
(写真)生徒がカンガルーと触れ合っている様子(写真)観光地での生徒たちの様子

  • 多少伝わらなかったり、聞き取れなかったりしたことはありましたが、そんなことは関係ありませんでした。心でわかり合うことができたからだと思います。
  • 今まですぐに人に頼っていた自分を変えたいし、もっと英語を話せるようになりたい、という目標をもち、この海外派遣にチャレンジしてみたいという気持ちを両親に伝えて、本当によかったです。
  • 今回の海外派遣で学んだことは、現地の人達は明るく好奇心旺盛で自分の意見をはっきりと言えるところだと思いました。それが授業にも表れており、活気があり興味深く見学しました。
  • 学校では、スクールバディと一緒に授業を受けて、日本の授業とかなり違うのだな、と驚きもありました。
  • スクールバディやホストファミリーの人たちが、とてもフレンドリーに話しかけてくれたので、不安が無くなりました。

2.事前研修会

(写真)事前研修会の様子1(写真)事前研修会の様子2
(写真)事前研修会の様子3(写真)事前研修会の様子4

派遣生徒の皆さんは、出発前に事前研修会(外国生活での知識、英会話、現地サヨナラパーティーの出し物の練習等)を受け、準備を積み重ねてきました。また、結団式や出発式を行い、それぞれが自分の決意を述べました。帰国後は、到着式を行い、皆様の前で帰国の報告をしました。日程は以下の通りで行われました。

(1)海外派遣事前説明会

6月7日(金曜日)16時~

場所:鴻巣市立総合体育館

(2)第1回事前研修会

6月17日(月曜日)16時~

場所:鴻巣市役所第二庁舎)

(3)第2回事前研修会

6月24日(月曜日)16時~

場所:鴻巣市役所第二庁舎

(4)第3回事前研修会

7月12日(金曜日)16時~

場所:鴻巣市立総合体育館

(5)海外派遣結団式

7月22日(月曜日)15時~

場所:鴻巣市役所第二庁舎

(6)臨時事前研修会

7月24日(水曜日)12時

場所:鴻巣市立総合体育館

(7)海外派遣出発式

7月28日(日曜日)14時45分

場所:鴻巣市役所前

(8)海外派遣到着式

8月4日(日曜日)21時頃

場所:鴻巣市役所第二庁舎前

(9)報告準備会

8月21日(月曜日)14時~

場所:鴻巣市役所第二庁舎

3.帰国報告会

帰国報告会は、8月26日(月曜日)に、クレアこうのすの大会議室で行われました。保護者の皆様、学校関係者に加え、市民の方々にも公開して行われました。本市では、「鴻巣市子ども教育ゆめ基金」という市内小・中学校の国際理解教育事業に支援していただける市民の皆様や事業者の方々からの寄附金を積立てており、その一部を海外派遣事業の費用として活用しております。そして、その寄付をいただいた方々もこの報告会には、招待をさせていただいております。

(写真)帰国報告会の様子1(写真)帰国報告会の様子2
(写真)帰国報告会の様子3(写真)帰国報告会の様子4