平成28年度鴻巣市立中学校生徒海外派遣事業報告
平成28年度鴻巣市立中学校生徒海外派遣は平成28年7月31日~8月7日の8日間、オーストラリアのボーカムヒルズハイスクール(シドニー近郊 ヒルズシャイア市)に、鴻巣市内の8中学校の中から20名の生徒が派遣されました。派遣生徒たちは、現地で授業に参加し、現地の家庭でホームステイを体験しました。この事業は、費用の一部に、市民の皆様や事業所の皆様からいただいた「鴻巣市子ども教育ゆめ基金」を活用し、次代を担う中学生が豊かな国際感覚をもち、国際社会の一員としての自覚を身に付けることを目的としています。
1海外派遣の感想
派遣団長
「雨のち虹のち晴れ」シドニー郊外にあるボーカムヒルズ高校を訪れた時には雨が落ちていました。高校の4日間でのレッスンで派遣生は、異文化理解や語学の習得に大変積極的に取組むことができていました。教室には昨年派遣された生徒の書道の作品の展示や、図書室にはひな人形や羽子板などが展示され、長年続いている鴻巣市との交流をとても大切にしていただいている様子が数多く見られました。
雨ばかりのシドニーでしたが、週の後半には、派遣生徒の頑張りを賞賛するかのような虹が見られ、最終日のブルーマウンテンズ国立公園では晴天のもと活動することができました。今年度の派遣生も後輩達にしっかりとバトンをつなげる立派な活動ができました。
最後に、これまで海外派遣にご理解とご協力をいただきました多くの皆様に心より感謝申し上げます。
平成28年度海外派遣生
- 私はホームステイや現地の学校でたくさんの人と交流し、オーストラリアで充実した一週間を過ごすことができました。この経験を必ず将来にいかしていきたいと思います。
- 海外派遣は、僕にとって、貴重で忘れられない思い出となりました。現地で見たものや出会った人達、仲間達は、これからの生活の中で大切なものになると思います。
- ホストファミリーや高校の皆さんとの様々な出会いを通じ国や文化は違っても人を思いやる心は同じなのだと感じました。体験させて頂いたことに感謝し将来の糧としたいです。
- 私にとって、この海外派遣は最高の思い出となりました。オーストラリアで出会った人や感じた文化を忘れず、英語力を将来へといかしていけるよう頑張りたいです。
- 海外に行くことで、日本の技術力や文化のよさ、学校教育の素晴らしさに改めて気付くことができました。今後も日本の誇りである礼儀やマナーを大切にしていこうと思います。
- 海外派遣の日々は、何もかもが新鮮で、驚きに溢れていました。多くの方の支えで得た、この経験をこれからの生活にいかして頑張ります。ありがとうございました。
- 初めての海外体験で全てがとても不安でしたが、ホストファミリーやボーカムヒルズ高校の皆さんのおかげでオーストラリアでの一週間は僕の大切な宝物になりました。
- 現地の方々が本当に優しくしてくれて、楽しく充実し1週間でした。英語も上達し、現地の友達もたくさんできて、すごく貴重な体験ができました。ありがとうございました。
- この海外派遣では、今まで経験したことのない貴重な体験を実際に目で見て肌で感じることができました。将来も色々な国へ行き、自分なりの見聞を広げていきたいです。
- 僕はこの海外派遣で言葉は通じなくても必ず心は通じるという事を学びました。また、このような体験をさせてくださった先生や家族をはじめ、多くの方々に感謝したいです。
- 多くの事を学んだ、感動と発見の8日間でした。友情、優しさに国境はないのだと実感しました。海外派遣での経験を誇りに思い、これからの人生にいかしていきたいです。
- 最初は英語が通じるか不安でしたが、バディーや現地の生徒は僕と前から友達だったかのように気軽に接してくれました。今回海外派遣で関わった全ての方々に感謝したいです。
- 僕は今回の海外派遣を通して外国の文化、人との交流はとても大切だと知ることができました。なので、これからは積極的に外国の文化について調べていきたいと思いました。
- この海外派遣を通して、私は日本以外の文化を学んだり、オーストラリアの自然に触れたりと貴重な経験をさせていただきました。この経験を将来にいかしていきたいです。
- 私は海外派遣を通して、オーストラリアの人と英語で会話をし、意思疎通をとることが目標でした。すべてを達成したとは言えませんが、最初の一歩を踏み出せたと思います。
- 私の夢は日本の文化を海外へ伝える事です。この海外派遣を通して、その夢の第一歩を踏み出し、少し夢を叶えることができました。今回の経験は私にとって一生の宝物です。
- 私は今回の体験で海外の人と英語で話す楽しさを学びました。ホストファミリーとの交流では彼らの優しさを肌で感じました。今回の貴重な体験を将来にいかしていきたいです。
- オーストラリアではとても貴重な経験をしました。たとえ単語しか分からなかったとしても会話をする事で仲良くなることができ、ホストバディと一生の友達になれました。
- 見たもの、聞いたもの、感じたもの、全てが私の視野を広げる糧となりました。海外派遣で得たものは、語学力だけではありません。貴重な経験をありがとうございました。
- 私はこの海外派遣で、会話の楽しさを知ることができました。英語で話すことが慣れていないからこそ、伝わったときの感動は思っていたよりもはるかに大きかったです。
2 事前研修会
派遣生徒は、出発前に事前研修会(英会話、ホームステイに関する諸注意、現地でのお別れパーティーの出し物の練習等)に参加し、準備を積み重ねました。また、結団式や出発式を行い、それぞれが海外派遣参加への決意を述べました。日程は以下のとおりでした。
(1)海外派遣事前説明会
6月1日(水曜日)16時30分~
場所:鴻巣市役所第二庁舎
(2)第1回事前研修会
6月24日(金曜日)16時30分~
場所:鴻巣市役所第二庁舎
(3)第2回事前研修会
7月4日(月曜日)16時30分~
場所:鴻巣市役所第二庁舎
(4)第3回事前研修会
7月15日(金曜日)16時30分~
場所:鴻巣市立総合体育館
(5)海外派遣結団式
7月25日(月曜日)15時00分~
場所:鴻巣市役所第二庁舎
(6)海外派遣出発式
7月31日(日曜日)14時30分~
場所:鴻巣市役所新館ロビー
(7)海外派遣到着式
8月7日(日曜日)8時30分頃
場所:鴻巣市役所第二庁舎前
(8)報告準備会
8月12日(金曜日)14時00分~
場所:鴻巣市役所第二庁舎
3 帰国報告会
帰国報告会は、8月25日(木曜日)に、クレア鴻巣において、派遣生徒の保護者、学校関係者の参加に加え、市民の方々にも公開して行われました。報告会の場で派遣生徒は、海外派遣における様々な体験を報告し、また海外派遣に関わったすべての方々への感謝の気持ちを忘れずに、その貴重な体験を、今後にいかしていくことなどをスライドを用いて発表しました。