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東京2020パラリンピックの車いすラグビーで、銅メダルを獲得の鴻巣市在住中町 俊耶(なかまち しゅんや)選手が、令和3年9月28日(火曜日)鴻巣市役所へ表敬訪問してくださいました。
中町選手は、大学1年生でケガをするまで続けていた野球でピッチャーを務め、その経験から精度の高いパスや範囲の広いキャッチングが魅力の選手です。
東京2020パラリンピックでは、3試合に出場し、4トライを決める活躍を見せてくれました。
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鴻巣市在住の中町俊耶選手が東京2020パラリンピックで銅メダルを獲得しました!!
ケガでの入院中に車いすラグビーの練習を見に行く機会があり、同じ病院に入院していた同い年の患者(現車いすラグビー日本代表、小川選手)から誘われたことがきっかけで車いすラグビーを始めた。ケガをするまで続けていた野球の経験も活かすことができている。
チームのメンバーが集まっての練習は、月に1回程度でおこなっている。体の大きな外国人選手にも向かっていける体つくりのため、坂道やベンチプレスを利用してトレーニングに励んでいる。トレーニングは自宅でおこなうことが多い。
練習場所の確保が難しい。また競技中、激しくぶつかり合うことも多く、車いすの維持費が大変。基本的には2年で1台車いすを替えるが、早いと1年で替える選手もいる。車いすは重いもので20kgのものもある。
東京2020パラリンピック
銅メダル
サインをいただきました!
競技用の車いすは通常のものより操作しやすい。右手の握力はなく、左手の握力もあまりないため、競技中は手に松ヤニを塗って滑りにくくしたり、腕全体を使ってブレーキをかけたりしている。
金メダルを目指してやってきたため、銅メダルという結果は悔しい思いをした。次のパリ大会では金メダルを取りに行く。
最後に、「たくさんの方々の応援をいただき、ありがとうございました。」
というメッセージをいただきました。
表敬訪問では、鴻巣市メインキャラクターのひなちゃんの人形をお贈りしました。
これからも中町選手のご活躍を期待しております!