本文
乳幼児健康診査時期のお子さんの成長について
鴻巣市では「4か月児健診」「1歳6か月児健診」「3歳児健診」を実施しております。対象者には個別通知をしています。
なお、お子さんの発育・発達や育児についてなど分からないこと、不安なことがあれば、個別にも対応いたしますのでお気軽に保健センターまでご相談ください。
鴻巣保健センター:048-543-1561
吹上保健センター:048-548-6252
4か月の時期
できるようになっていること
- 支えなしで首がぐらつかなくなる。うつぶせで頭を持ち上げます。
- 動くものを目で追い、音や声に反応し、そちらをよく見るようになります。
- あやすとよく笑い、アー、ウーなど声を出しておしゃべりをします。
- 小さいものを手で掴めるようになります。
- 体重は生まれた時の約2倍に成長します(体格や母乳・ミルクの飲み方は個人差があります)。
こんなことを心がけましょう
- 赤ちゃんは抱っこが好きです。赤ちゃんが不安そうな時は抱っこして安心させてあげましょう。
- 赤ちゃんはたくさん泣くものです。泣くことで欲求や不安を伝えています。しかし、どんなことをしても泣き止まない時期があります。泣き止まずにイライラしそうな時は哺乳・おむつ・体調の確認をし、赤ちゃんを安全な場所に置いて、自分がその場から少し離れ、気分転換・冷静になることも大切です。
- 誤飲・窒息を予防するために、小さな物は手の届かないところにしまいましょう。また、転落・やけど・溺水などの事故に気をつけましょう。
厚生労働省広報啓発DVD「赤ちゃんが泣き止まない~泣きへの対処と理解のために~」HP<外部リンク>
日本小児整形外科学会「股関節脱臼予防パンフレット」(PDF:498KB)
1歳6か月の時期
できるようになっていること
- ひとりで歩けるようになります。
- 意味のある言葉をいくつか話すようになります。
- 簡単な言葉(どうぞ・ちょうだい・お片付け)に応じて行動します。
- 見えないところからの呼びかにも、振り向きます。
- 電話の受話器を耳にあててしゃべるまねをしたり、ものを使ってごっこ遊びをします。
- 関心があるものや欲しいものなど、指さしして教えてくれます。
- 顔まねや動作のまねをして喜びます。
こんなことに心がけましょう
- お子さんの良い行動を褒め、出来たことを一緒に喜びましょう。
- やってはいけない事はその場でその都度簡潔に伝えましょう。また家庭内でやってはいけないことを統一して、同じ対応にすることも大切です。
- 本を読んだり歌ったり、また一緒に見ているものやおこなっていることについて、お話しをしましょう。
- 早寝早起きの生活を心かけましょう。また歯の仕上げ磨きをしてあげましょう。
- 家の中での転落・やけど・ケガに注意しましょう。戸外では交通事故に注意しましょう。
3歳6か月の時期
できるようになっていること
- 手を使わずに交互に足を出して階段を登れるようになります。
- 衣服の着脱をうまくできなくても自分でしたがります。
- 自分の名前を正しく言えるようになります。
- 同年代のお友達と会話ができるようになります。
- 交友関係が広がり、お友達とごっこ遊びを楽しみします。
- 昼間の排泄が自立してきて、トイレ(大小便)を教えられるようになります。
こんなことに心がけましょう
- まだまだ甘えたい時期です。笑顔でお子さんを抱きしめてあげましょう。
- 大人は何でも手伝うのではなく、お子さんがやろうとしていることで、難しい部分をさりげなく手助けして、自主性を育ててあげましょう。
- 本の読みきかせや親子で見たものの会話など、お子さんのことばの発達を楽しみながら伸ばしてあげましょう。
- テレビやスマートフォン等の視聴はダラダラ見せるのではなく、1日2時間以内にしましょう。
- 甘いものを食べる機会も多くなりがちです。おやつの時間を決めて食べさせましょう。また、虫歯にならないように食後は歯磨きをさせて、寝る前の仕上げ磨きを行いましょう。
- いろいろな人との関わりは良いものです。同じ年頃の子と一緒に遊ぶ機会があると良いでしょう。
- トイレットトレーニングには、定期的に声をかけてトイレに誘い、できたらほめましょう。できなくても怒らない対応でやる気と自信を育てましょう。
- 交通事故が多くなります。「車が来るところは手をつなぐ」等の約束をし、交通ルールを伝えていきましょう。
子どもの病気やケガについて
埼玉県救急電話相談
急な病気やケガの際に家庭での対処法や医療機関の受診の必要性について、看護師が対応します。
- #7119 または #8000
- 049‐824-4199 または 048‐833-7911