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今回お話しを伺ったのは、「株式会社HATAKENI IKO」を経営する馬場さん一家。市内でキュウリ、トマト等を栽培しています。
野菜の栽培のほか、「超新鮮野菜で感動を」をコンセプトに収穫体験イベント等にも力を入れており、社名のとおり「畑に行こう!」と思える様々な企画に力を入れています。
畑、ビニールハウス内を見学させていただきました。市民農園で約7年ほど野菜等を栽培していたという市長からは、様々な質問がありました。
キュウリの木を強くするために「接木(せつぼく)」という作業が必要だそうで、上がキュウリ、下はカボチャの木になっているといいます。接木の作業は、1本1本、1ミリ単位でカミソリで切り込みを入れて洗濯ばさみで付ける、というアナログな作業を地道に2,000本やるそうです。
市長が座っているのは、発泡スチロールのイスです。下の方の実を収穫する際に座れるよう、イスを腰にくくりつけて作業することで負担軽減になるとのことです。農作業には必須アイテムですね。
また、ミニトマトのハウス栽培の様子も少し見学させていただきました。ミニトマトも道の駅への出荷を目指しているとのことで楽しみです。
キュウリの収穫も少し体験させていただきました。大きな葉に隠れた大きなキュウリ探しは、大人も思わず夢中になります。でも、上から下までくまなく確認して収穫する作業は大変です。
選果場を見せていただいた後、収穫したばかりのキュウリをいただきました。パリっとしながらも水分たっぷりで柔らかくて美味しい!青空の下で食べる採れたてのキュウリは特別おいしかったです。
懇談では、会社の概要や今後の展望、兄弟でUターン移住した経緯、鴻巣市での住みやすさ等々、いろいろお聞きしました。代表取締役の長男の勝也さんの行動力・企画力・バイタリティ、それを縁の下の力持ちとして、実直にコツコツ努力を重ねる次男の卓也さん、長年培った経験と知識で皆をまとめるお父さんの毅さん、レシピ開発や加工品事業に新発想のアイデアを続々提案する麻美さん。素晴らしいチームワークで、農作業から農業イベント等、さまざまな事業に取組んでいました。
貴重なお話をお聞きできました。市でも、道の駅に新鮮でおいしい地元農産物がたくさん並び、地域の人においしく召し上がっていただけるよう、農家の皆さんをサポートしていきます。
HATAKENI IKOの馬場さんご家族、お忙しいところご対応いただき、ありがとうございました。
さあ、みんな、畑に行こう!!!
浅漬けだけじゃない!実は、きゅうりは炒めてもおいしいのです。 お箸が止まらなくなるレシピを麻美さんから教えていただきました。
材料(2人分)
豚小間切れ肉 120g
きゅうり 2本
しょうが 10g
片栗粉 少々
サラダ油 大さじ1
★しょうゆ 大さじ1半
★酢 大さじ1半
★砂糖 大さじ1
作り方
◎ポイントは、きゅうりを炒めすぎずにシャキッと感を残すことです◎
1.【下ごしらえ】きゅうりは縦半分に切り、斜め1.5cm幅に切る。しょうがはみじん切りにする。豚肉に片栗粉をまぶしておく。きゅうりは、この切り方をすると火が通りやすく食べ応えが出る。
2.フライパンにサラダ油を中火で熱し、しょうがと豚肉を入れて炒める。肉の色が変わったらきゅうりを加えてサッと炒める。
3.きゅうりが半生の状態で★の合わせ調味料を加え、全体に絡める。
作ってみたところ、きゅうりを炒めて調理したことがなかったのですが、ご飯が進む味付けで、おいしくいただきました。子どもたちにも食べやすく好評でした。
また、きゅうりは、中華スープなどに入れても合うそうです。懇談でいただいた、きゅうりの味噌マヨネーズ添えもとてもおいしかったです。
ぜひ、お試しください。きゅうりの料理を楽しみ、作ってくださった農家さんに感謝して、おいしくいただきましょう。