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日頃より市政運営にあたりまして、格別のご支援とご協力を賜わり、厚くお礼申し上げます。
さて、私が市長に就任してから、3年目を迎えました。この間、市民の皆さんや事業者・団体の皆さん、市議会をはじめとする関係各位の多大なるご支援とご協力によりまして、市政は順調に推移しております。
私は、「市民と歩む 新しい鴻巣」を基本姿勢として、市民の皆さんや事業者の皆さんなど、多くの方々との対話を通じたまちづくりの推進に向け、各種行事や会合に積極的に参加しているほか、市長への意見・提言や市長と語るまちづくり地域懇談会、市長のまち探検などの広聴事業を新たに開始し、得られたご意見等を、本市のまちづくりに活用させていただいております。
本年度は、本市が市制を施行してから70周年を迎える節目の年となります。
鴻巣に生まれ、鴻巣に育てていただいた私としても、この節目の年を市民の皆さんと共にお祝いできることは、この上ない喜びです。
「なないろの笑顔あふれる 鴻巣市」のキャッチコピーのもと、10月1日の市民の日に記念式典を予定しているほか、夏休み中の小・中学生のフラワー号無料など、冠事業を含め78事業を展開しております。
このほか、記念事業の一環として、市制施行70周年記念事業PRパートナーを募集したところ、86事業者(7月末現在)の皆さんからご賛同をいただき、連携した取組を行っております。
また、7月25日には、市内中学生による「SDGs未来会議」を開催し、次代を担う若者のSDGsに関するご意見を伺ったところであり、今後のまちづくりに活用してまいりたいと考えているほか、今年度は、官民連携によりSDGsを推進するための「こうのとりSDGsパートナー制度」やSDGsフェスティバル、SDGsポイント制度の構築など、全市的にSDGsを推進することにより、内閣府選定の「SDGs未来都市」にふさわしい持続可能なまちづくりを加速させてまいります。
さらに、本年5月5日のこどもの日には、「こどもまんなか応援サポーター宣言」を実施し、こども・子育て施策のさらなる充実を図っていくこととしており、本日よりスタートした未就園児預かり保育試行事業や鴻巣市こども家庭センター「ここの巣」の設置による一体的な相談支援を行っていくほか、様々な事業を効果的に展開してまいります。
これらの施策を中心に、総合振興計画に基づく各分野の施策をバランス良く推進し、次の10年に向け、新たな一歩を踏み出す年として、市民の皆さんとの協働、官民連携の取組など、パートナーシップを活用したまちづくりを推進してまいります。
結びに、連日、猛暑が続いておりますので、暑さ対策には十分にお気を付けいただき、元気に夏を乗り切っていただくとともに、市政運営に対しまして、変わらぬご支援・ご協力を賜わりますようお願いを申し上げます。
令和6年8月1日 鴻巣市長 並木 正年