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鴻巣市における放射線量等に関する対応方針について

ページID:0001267 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

 鴻巣市では、公共施設(38か所)の空間放射線量を定期的に測定してきましたが、現在のところ、異常に高い放射線量は測定されていません。
 しかし、最近では市民の皆さんからホットスポットへの不安を訴える声を多くいただくようになってきました。
 そこで、こうした市民の不安を払拭するために、市では校庭等の測定箇所を拡大するとともに、簡易測定器2台を購入し、更なる放射線測定の充実を図ります。併せて、除染に対応するための計画も定めました。

以前の測定

 市内小・中学校等38か所(中央部分1か所3段階4方向)

  1. 測定の高さは、地表から5センチメートル、50センチメートル、1メートルの3段階
  2. 1段階で4方向をそれぞれ30秒間、5回測定し平均値を算出

今後の測定

  • 市内小・中学校等38か所(中央部分1か所3段階4方向)
  • 校庭等の四隅(砂場がある場合は、測定箇所とする)を測定
    ただし、この測定は地表5センチメートルで30秒間、1回の測定
  • 新たに簡易測定器(ミリオンテクノロジーズ社製RDS-30)を2台購入し、周辺より高い放射線量を示す場所を探す
  • 0.23μSv/H超を発見した場合は、その周辺をゆっくりとした速度で一番高い放射線量を示す場所を特定し、詳細測定を行う
  • 「鴻巣市除染計画」を策定し、除染を行う(詳細測定で、0.23μSv/Hを超える場合)

基準とする「0.23μSv/H」について

 国際放射線防護委員会(ICRP)は、自然放射線と医療被ばくを除く空間放射線量を年間1ミリメートルSv(0.19μSv/H)としています。(文科省も目指す値としている。)また、自然界の大地等からの放射線量は、年間0.38ミリメートルSv(0.04μSv/H)とされています。したがって、これらの合計(0.23μSv/H)を鴻巣市の暫定的な基準値とします。

放射線量測定(簡易)実施要領

鴻巣市除染計画