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第2回 ~コウノトリを知ろう!~

ページID:0001283 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

こうのとりってどんな鳥?

豊かな自然のシンボル「コウノトリ」

 鴻巣市にとってとてもなじみの深い「コウノトリ」ですが、皆さんは実際に見たことはありますか?コウノトリは大型の水鳥で、まっすぐに長くのびた太く黒いくちばしが特徴です。
コウノトリ
 かつては日本各地に生息していたと言われていますが、明治以後の乱獲や大戦後のほ場整備・河川改修による湿地の消滅、そして農薬の使用等による餌生物の減少などのため、昭和46年の兵庫県豊岡市を最後に、野生のコウノトリは絶滅してしまいました。

その後、保護・繁殖、そして放鳥の取組がなされ、現在では200羽を超えるコウノトリが野外に生息するところまで回復しました。(2020年8月現在)

コウノトリは水辺生態系の頂点に立つ生きもので、飼育下では1日に約500グラムもの餌を食べます。コウノトリが野生下で生息するためには、餌となる生きものを含め、たくさんの生きものを育む豊かな自然環境が不可欠です。そのため、コウノトリがずっと留まっていることは、その地域の自然がとても豊かであることの証であり、私たち人間にとっても住み良い環境であることを示しています。

コウノトリ生態

分類

コウノトリ目 コウノトリ科 コウノトリ属

学名

Ciconia boyciana(キコニア・ボイキアナ)

全長

約120~130センチメートル

翼開長

約200~250センチメートル

くちばし長

約21~26 センチメートル

体重

約4~5キログラム(一般にオスはメスより大きい)

食べもの

魚、カエル、昆虫、ヘビなど(完全肉食)

保護の位置づけ

IUCN(注釈)レッドリスト:絶滅危惧1.B類(EN)

環境省レッドリスト:絶滅危惧1.A類(CR)

文化財保護法:特別天然記念物

種の保存法:国内希少野生動植物種

 (注釈)国際自然保護連合

コウノトリのはく製 展示しています!

市役所開庁時間であれば、どなたでもご覧いただけます。幸せを運ぶ「幸の鳥」(コウノトリ)は、市民の皆さんにも大人気です。

展示場所/鴻巣市役所本庁舎1階 市民ロビー

市役所開庁時間/平日 8時30分~17時15分

コウノトリのはく製  展示しています!の画像