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鴻巣市空家等対策計画
計画策定の背景
近年、地域における人口や世帯人数の減少、既存の住宅・建築物の老朽化等に伴い、居住その他の使用がなされていないことが常態であるいわゆる「空き家」が年々増加しています。本市においても、5,970件の「空き家」があり(平成30年住宅・土地統計調査)、平成25年調査の5,650件から5.70%増加しています。今後、適切な管理が行われていない「空き家」の数が増加し続けると、地域住民の生活環境に様々な悪影響を及ぼすことが懸念されます。
このようなことから、「空き家」に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、公共の福祉の増進と地域の振興に寄与することを目的に平成26年11月26日に「空家等対策の推進に関する特別措置法」(以下、「法」という。)が公布されました。
このたび鴻巣市では、本市における空き家問題の現状と課題を認識し、空家等に関する対策を総合的かつ計画的に推進するため、「鴻巣市空家等対策計画」を策定いたします。
計画の位置づけ
この「鴻巣市空家等対策計画」は、法第6条の規定に基づき、国が定めた基本指針に即して定めるものです。また、本市の実情に合った空き家等対策を総合的かつ計画的に実施するために策定するもので、本市の空き家等対策の基礎となります。
なお、計画の推進にあたっては、第6次鴻巣市総合振興計画に定める空き家等関連施策との整合性を図ります。