本文
大規模盛土造成地マップの公表
埼玉県では、過去に大規模な盛土造成を行った宅地の安全性を確保するため、宅地耐震化推進事業を立ち上げ、大規模な盛土造成地の分布状況等を把握する調査を行いました。
この事業は、市民の皆様に大規模盛土造成地が身近に存在するものであることを知っていただき、防災・減災意識を高めていただくことを目的としています。
鴻巣市においては、埼玉県が国土交通省の「大規模盛土造成地の変動予測調査ガイドライン」に基づき、平成22年度に第1次調査を実施し、谷埋め盛土箇所を10箇所抽出し、「大規模盛土造成地マップ」を作成しました。このマップは、造成前と造成後の地形図などを重ね合わせることにより、大規模盛土の概ねの位置と規模を抽出したものです。このマップに示した箇所すべてが、地震時に滑動崩落を起こす危険な場所というわけではありません。
また鴻巣市では、国土交通省が改訂した「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン」に基づき、令和2年度に第2次調査を実施しました。この調査では、第1次調査で抽出された10箇所について、基礎資料の収集・整理、造成年代調査、現地踏査、地盤調査計画の作成などを行った結果、9箇所が対象地から除外されたため、大規模盛土造成地マップを更新しました。
なお、令和4年度に市内1箇所の大規模盛土造成地において、「大規模盛土造成地の変動予測ガイドライン」に基づく第二次スクリーニング調査を実施した結果、地震時における滑動崩壊のおそれがないことを確認しました。(令和5年3月)
大規模盛土造成地マップはこちら→ map001 (PDF:1.37MB) Mapks050(PDF:2.6MB)
関連の埼玉県ホームページはこちら<外部リンク>