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RSウイルス感染症に注意しましょう

ページID:0025027 更新日:2024年6月26日更新 印刷ページ表示

RSウイルス感染症に注意しましょう

RSウイルス感染症とは

 RSウイルスを原因とする呼吸器の感染症です。
 生涯にわたって感染を繰り返し、2歳までにほぼ100%の児がRSウイルスに少なくとも一度は感染するとされています。

症状

 2~8日(多くは4~6日)の潜伏期間を経て、発熱、咳、鼻水などの風邪に似た症状が数日続きます。
 多くは軽症で済みますが、重くなる場合には、その後、咳がひどくなる、ゼイゼイ、ヒューヒューという呼吸音が出る、呼吸困難になるなどの症状が出現し、場合によっては肺炎などに進展する場合があります。

 

特に感染しないように注意すべき人は

 重症化のリスクが高い

  • 生後6か月以内の乳児
  • 早産児や生後24か月以下で心臓や肺、神経・筋疾患やあるいは免疫不全の基礎疾患を有する小児等
  • 慢性呼吸器疾患などの基礎疾患を有する高齢者

 

感染経路

 RSウイルス感染症の感染経路は、接触感染と飛沫感染です。 

  • 接触感染 感染している人との直接的な接触や、ウイルスがついている手指や物品を触ることによる感染
  • 飛沫感染 感染している人の咳やくしゃみなどのしぶき(飛沫)に含まれるウイルスを吸い込むことによる感染

 

治療

 現在、RSウイルス感染症に対する治療薬は乳児においては発症を抑える薬がありますが、成人においては特定の治療薬はありません。対症療法(酸素投与、点滴、呼吸管理など症状を和らげる治療)を行います。

 

予防 

接触感染予防

  • 流水や石けんでの手洗い、アルコール製剤による手指消毒
  • 日常的に触れる物(おもちゃ、手すり、ドアノブ、スイッチなど)は、アルコールや塩素系の消毒剤などで消毒する。

飛沫感染予防

  • 鼻水、咳などの呼吸症状がある場合は、周囲に感染を拡げないようにマスク着用などの咳エチケットの徹底を心がける。

 

関連情報

 RSウイルス感染症Q&A(厚生労働省)<外部リンク>

 RSウイルス感染症とは(国立感染症研究所)<外部リンク>

 感染症の基礎知識(埼玉県)<外部リンク>

 

予防接種について

  60歳以上の方、妊婦を対象としたワクチンがあります。
 RSウイルスワクチンの予防接種は、任意接種となります。ワクチン接種費用等に対する助成は行っていません。
  接種を希望される場合は、かかりつけ医にご相談ください。

 

予防接種による健康被害救済制度

 RSウイルスワクチンの予防接種は任意接種のため、健康被害が生じた場合は「独立行政法人医薬品医療機器総合機構救済制度」により医療費等の給付を受けられる場合があります。
 申請に必要な手続きなどについては、独立行政法人医薬品医療機器総合機構へお問い合わせください。

 医薬品副作用被害救済制度に関する業務(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)<外部リンク>