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不育症・不妊症の相談窓口について
不育症をご存知ですか?
厚生労働省研究班では「妊娠はするけども、2回以上の流産、死産もしくは生後1週間以内の早期新生児死亡によって子どもが得られない場合」を不育症と呼んでいます。流産は妊娠の10~20%の頻度で起こりますが、高年齢になるにつれ、その頻度は増加します。日本では正確な数はわかりませんが、毎年妊娠される方のうち、数万人は不育症の可能性があり、決してめずらしいものではありません。
不育症の要因は、子宮形態異常、内分泌異常、凝固異常、夫婦の染色体異常などさまざまです。しかし、特殊な場合を除いて、適切な検査と治療を行うことで、80%以上の方が赤ちゃんを出産することができると言われています。
まずは、主治医の先生とよく相談してください。また、埼玉県では、下記の相談窓口がありますので、一人で悩まずお気軽にご相談ください。その他、鴻巣保健所でも不妊を含む女性の健康に関する相談を行っておりますので、ご利用ください。
埼玉県の不妊治療・不育症についての相談窓口
不妊専門相談センター(専門医による面接相談)
不妊や不育症に関する検査、治療などの医学的な相談に、専門医が面接でお答えします。予約制で、料金は無料です。
1 場所:川越市鴨田1981 埼玉医科大学総合医療センター内(オンライン相談も可能です)
2 予約方法:以下の申込フォームに入力する https://forms.gle/iG4DHd9qsGMi4BVF9<外部リンク>
申込フォームから送信後、約1週間以内にオンライン診療システムの
案内メールが返信されますので、当システムから相談予約を取得してください。
相談は無料ですが、相談予約時に、本人確認のため保険証の登録及び
クレジットカードの登録が必要になります。
クレジットのない方は、メールでのご希望日をあげていただき調整いたします。
3 電話でのお問合せ先:049‐228-3732(電話対応時間:月~金曜日 15時00分~16時00分 祝・休日、年末年始を除く)
不妊・不育症・妊娠に関する電話相談(助産師による電話相談)
妊娠・不妊・不育症に関する電話相談に助産師がお答えします。
1 電話番号:048-799-3613
2 日時:月曜日、金曜日 10時から15時
第1・第3土曜日 11時から15時、16時から19時(祝日・休日、年末年始を除く)
不妊症・不育症等ピアサポートセンター「ふわり」(経験者に相談や面接相談)
不妊症や不育症でお悩みの方、流産や死産をされた方の不安や心配などについて、Zoomによる電話相談や面接相談を無料で行います。
不妊や不育などの経験のあるスタッフが、お気持ちに寄り添い、ていねいに相談をお受けします。
詳細はこちらのページをご確認ください。
埼玉県不妊症・不育症等ピアサポートセンター「ふわり」<外部リンク>
関連リンク
不育症に関する原因や治療などについては、次のリンクをクリックしてください。
厚生労働省研究班のホームページ<外部リンク>
埼玉県ホームページ<外部リンク>