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【鴻巣市がんばる起業家支援補助金活用事例 vol.2】「心も体も気分よく心地よく! ヨガ・アーユルヴェーダサロンsharanam」

ページID:0021430 更新日:2024年2月29日更新 印刷ページ表示

補助金を活用し様々な取り組みを行っている事業者の方の声をお届けいたします!

ヨガ・アーユルヴェーダサロン sharanam

 看板2 所在地 鴻巣市袋661-16

開店日(開業日)

2023年4月1日

業種・事業内容

アーユルヴェーダ ヨガ

運動療法 ワークショップ etc

営業時間 9時30分~17時00分
定休日 不定休
HP https://www.sharanam.ca/<外部リンク>

本日は鴻巣市がんばる起業家支援補助金を活用された、ヨガ・アーユルヴェーダサロン sharanamさんにお話を聞きたいと思います。よろしくお願いいたします。
━よろしくお願いいたします。

2023年よりアーユルヴェーダ、ヨガのサロン事業を始められたとのことですが、事業を始められる前はどのようなお仕事をされていたのでしょうか?
また、健康運動指導士の資格をお持ちとのことですが、どのような資格なのでしょうか?
━サロンを始める前はフィットネスやヨガスタジオでインストラクターとして5年間勤務し、その後は病院で10年間勤務をしていました。
健康運動指導士とは、医療機関が運営するメディカルフィットネスにおり医療機関と連携をとりながら、患者様が安全かつ効果的な運動ができるよう、サポートをする仕事です。 内科、ダイエット外来、整形外科で勤務をしていました。

ヨガスタジオや病院でご経験されたことは、現在の事業とも関連があるように感じますが、何かきっかけがあって今の事業は始められたのでしょうか?
━病院で働いていて強く感じたことは、病気になってからでは遅いということです。内科でも整形外科でも1度病気になってしまうと、持病となるケースも多く、その病気とうまく付き合っていかなければいけない方を多く担当してきました。もう少し早く病院に来てくれればと何度も思いましたし、その環境やその性格だから病気を招いていたのだなと感じることもありました。予防医学をテーマに今までの経験とアーユルヴェーダを融合させて起業しようと思いました。
     インタビュー1  

お店の名前にアーユルヴェーダとヨガが入っていますが、アーユルヴェーダとヨガの違いについて教えてください。
━アーユルヴェーダとヨガは姉妹という関係性です。アーユルヴェーダはインドでは医療に位置付けられており、世界三大医学の一つとされ、「体」へアプローチしていきます。ヨガはポーズ、瞑想法、呼吸法等で「心」へアプローチしていくもので、精神(心)の修行ととらえられています。一般的にはヨガの方が知られていますが、「白湯を飲むとよい」、「オイルを使ったマッサージ」はアーユルヴェーダから来ています。
※アーユルヴェーダとは…サンスクリット語のアーユス(生命・寿命)とヴェーダ(科学・知識)からなる言葉で、 「生命の科学」を意味しており、 アーユルヴェーダとは幸福で有益な人生を送ることを目的としています。

     施術

       写真:アビヤンガの施術の様子
(オールハンドで全身をオイルトリートメントしていただけます!)

     メニューや販売品   
      写真:足湯のメニューとサロンでの販売品
(販売品の一つである玄米カイロはやさしい温かさでじんわりと芯から温まり、とてもリラックスできます!(取材担当より))

「白湯を飲むとよい」という考え方がアーユルヴェーダのものとは知りませんでした。
身近なところに「アーユルヴェーダ」があることがわかりましたが、サロンではアーユルヴェーダ、ヨガの他にどのようなメニューのご用意があるのでしょうか。
━サロンでは運動療法や食事指導、ヨガのオンラインレッスンなどもご提供させていただいております。コスモスアリーナふきあげ(鴻巣市明用636-1)ではヨガ教室を担当しており、ワークショップも開催しています。ヨガ教室は以前の勤務先の病院でも開いています。

     チラシ

      写真:ワークショップの内容について(コスモスアリーナふきあげで開催)

私のように「サロンはちょっと敷居が高いかもしれない」と考えている人にとっては、身近な場所で教室やワークショップが体験できることはうれしいことです。
本日もご姉妹でインタビューをお受けいただいておりますが、お二人でサロンを開こうと思ったきっかけはありますか?
━タイミングですね。笑 
妹が体調を崩して、次の仕事どうしようと考えていたときに声をかけました。妹はもともと接骨院で仕事をしており、揉みほぐしや足ツボなどの経験もあったので興味を持ってくれて手伝うようになりました。実際にアーユルヴェーダの考え方を取り入れて妹の体調が良くなったことも大きいですね。
     インタビューの様子

     写真:二人でインタビューを受けている様子

インタビューをお受けいただいている様子からもお二人の仲の良さが伝わってきますし、お客様が安心してサロンに通える雰囲気があると感じました。
サロンのお名前の「sharanam」とは?
━「sharanam」はサンスクリット語で「気分よく、心地よく」という意味があります。お客様に気分よく、心地よくなっていただき、一人一人が楽しく生きていって欲しいという願いを込めてお店の名前にしました。
     施術 お茶とハーブ

     サロン3      
​            写真:サロン内の様子(施術スペース サロンの癒し空間など)

サロンを鴻巣市内に開かれた理由はありますでしょうか?
━やはり地元の鴻巣でと考えました。一時期離れたこともありましたが、知り合いがいて実家があって土地勘もありというところが大きいですね。

お客様はどのような世代の方が多いのでしょうか?
━50代後半から70代前半のお客様が多いですが、20代、30代の方もいらっしゃいます。基本的には女性専用とさせていただいております。サロンは会員制となっており、現在の会員は約40名です。病院に勤務していた時に担当させていただいた方も10名くらい会員になっていただけました。1日に2組だけとさせていただいておりますので、会員の方一人ひとりにしっかりと向き合えていると思います。

     妹

会員の方も増え、安定した事業運営がされているように感じられますが、開業されてからもうすぐ1年となりますが、開業前後でご苦労された点はありますか?
━サロン業務だけではなく、インターネット通信販売やヨガ教室開催など一つの業務に頼らないバランスの取れたビジネスモデルで経営しているので、あまり苦労した点はありません。 

ビジネスモデルをしっかりと考えられて開業されたのですね。開業にあたり「がんばる起業家補助金」をご活用されましたが、補助金についてはどのようにお知りになりましたか?
また、補助金をどのように活用されたのでしょうか?
━補助金については市の広報誌で知りました。補助金はホームページ作成、棚の設置、洗濯機の購入に活用させていただきました。

      棚

     写真:施術に使用するハーブなどが置かれた棚

今後の事業展開についてどのようにお考えなのでしょうか?
━アーユルヴェーダを広めていくことで、「病気の予防」に繋がっていければよいと考えております。
今すぐにというわけではありませんが、2店舗目を熊谷市で開くことを検討しています。自分が直接経営に携わるというよりは、アーユルヴェーダやサロン経営についての養成講座等を行って育成した人に運営して欲しいと思っています。

      会話​ ​

本日は貴重なお話をありがとうございました。
市で支援して欲しいことや市への要望、鴻巣市を盛り上げていくためのアイデアやご助言をいただけましたので、今後の課題として検討していきたいと思います。

・・・編集後記(サロン体験記)・・・

インタビュー終了後に特別に足湯体験をさせていただきました!

     ハーブ

やや熱めのお湯にハーブを浮かべ、岩塩も入れていただきました。
店内に漂うアロマの良い香りの中で体験させていただいた足湯でまさにsharanam!
店名のとおり、日常の慌ただしさから離れ、じんわり足から温まることで、足も心も癒され心地よい気分となりました。
また、足湯で使用したハーブをお土産にいただき、自宅の湯船にも浮かべ、家族でリラックスタイムを過ごすことができました!

     岩塩タオル

お二人の仲の良さが伝わってくるインタビュー、訪問でした。ありがとうございました。

     記念写真