COP28が開催されました！

【COP（コップ）とは？】

締約国会議「Conference of the Parties」の略であり、多くの国際条約加盟国の最高決定機関として設置されています。首相級・官僚級の会合が約2週間にわたって開催され、個別のテーマについての議論が行われます。

【歴史】

1992年にリオデジャネイロで開催された地球サミットにさかのぼります。地球温暖化、オゾン層の破壊、熱帯林の破壊や生物多様性の喪失などの環境問題が深刻化し世界的な規模での早急な対策の必要性が指摘されたことを受けて開催されました。

【京都議定書】

1997年のCOP3で採択され、先進国が温室効果ガスの排出量を削減することを約束する国際的な枠組みです。この議定書では、先進国は2012年までに排出量を削減する目標を設定することが求められ、気候変動に対する国際的な取組の歴史的な転換点となりました。

【パリ協定】

2015年のCOP21で採択され、2020年以降の温室効果ガス排出削減のための新たな国際的な枠組みです。気候変動に関する初の法的拘束力のある国際的な条約であり、2020年以降も世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2度より低く、1.5度に抑えるよう努力することが決まりました。

COP（コップ）ってなに？気候変動に関するCOPを紹介＜外部リンク＞

「COP28」の概要と結果

COP28では、次の各議題についての決定がそれぞれ採択されました。

結果の詳細につきましては、下記リンクよりご確認ください。

国連気候変動枠組条約第28回締約国会議（COP28）結果概要＜外部リンク＞