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【鴻巣市商店街空き店舗対策事業費補助金活用事例 vol.1】「鴻巣のおしゃれなメガネ屋さん! 72eyeworks」
補助金を活用し様々な取り組みを行っている事業者の方の声をお届けいたします!
72eyeworks(セブンツーアイワークス)
所在地 | 鴻巣市赤見台1丁目7-3 | |
開店日(開業日) |
2021年9月2日 |
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業種・事業内容 | メガネ販売 | |
営業時間 | 10時00分~19時00分 (L.O 18時00分) | |
定休日 | 水曜日(その他不定休有) | |
HP |
https://72eyeworks.jp/<外部リンク> |
鴻巣市商店街空き店舗対策事業費補助金を活用されて鴻巣市赤見台にメガネ店をオープンされた、72eyeworks(セブンツーアイワークス)さんにお話を聞きたいと思います。よろしくお願いいたします。
━よろしくお願いいたします。
開業される前にはどこでどのようなお仕事をされていたのでしょうか?
━高校卒業後、日本橋のデパートに入っているメガネ店に7年間勤務し、船橋市の駅ビルの店舗に異動し勤務を続けました。その後、「お客様を待っているだけではダメだ!」と考え、移動販売のメガネ店に転職しました。移動販売→量販店→眼科併設のメガネ店と場所が変わり、2011年に眼科医がオーナーを務めるメガネのセレクトショップの立ち上げに携わり、約10年間ショップマネージャーとして勤務しました。
埼玉県には、移動販売のメガネ店に転職した際に引っ越してきました。メガネに携わるようになって35年になります。
写真:72eyeworks(セブンツーアイワークス) 辻村さん
様々なタイプのメガネ店でお仕事されていたとのことですが、開業するきっかけは何かありましたか?
━子どもが独立したことと、自分のペースで仕事をしたいと考えたことがきっかけとなり、開業を決めました。
鴻巣市で開業されていますが、鴻巣市や現在のお店の場所を選んだきっかけを教えてください。
━自宅が鴻巣市にあったことと、セレクトショップ時代のお客様からご紹介いただいたことがきっかけです。駅(北鴻巣駅)からも近く、良い立地だと思いました。
写真:お店の外観
駅近ですが、大きな通りから一本入った場所で周辺も静かで、ゆっくりメガネを選べる環境ですね。
お店のお名前に何か由来はありますか?
━ゴルフとバイクが由来になっています。「72」という数字は、1ラウンド18ホール回った時の基準となる打数です。「eye(アイ)」はメガネにも関係していますが、英語の「目」です。「works(ワークス)」は、バイクメーカーが威信をかけて戦うマシンにおけるレースでの「ワークスチーム」からきています。
写真:お店の看板
「72」はゴルフ場の名前にも付けられていますよね。ゴルフとスポーツ名が出てきましたが、有名アスリートもお客様でいらっしゃるとのことですが、どのような(世代・ニーズ・鴻巣市内市外など)お客様が多いのでしょうか?
━アスリートの方はスポーツビジョン(空間認識・眼球運動等を測定やトレーニングが行えるシステム)を用いたアイケアサポートをさせていただいています。また、自社オリジナルのバイク用メガネを販売しているので、世界で活躍されている方から趣味で乗られている方までバイク関係のお客様が市内市外、県外問わずご来店いただいております。
オリジナルのバイク用メガネを販売されているとのことですが、設計・デザイン等を行い、製造を委託されているのでしょうか?
━そうです。工場に製造をお願いしているので、一度にまとめて作り、販売しているという形です。
写真:店内の様子(所狭しとメガネが並んでいます)
メガネの販売は店舗だけですか?出張販売等は行っていますか?
━バイク関係のイベントに出店しています。当店は予約優先制になっているため、イベントでは来店予約を承っています。イベント出店以外では、鴻巣市吹上地区の眼科へ月に2~3回出張しています。
開業されてから2年経過しましたが、開業前後で苦労されたことはありますか?
━開業資金を集めることと、顧客の獲得ですね。視力測定機器やスポーツビジョンを含め、開店時には機材購入資金が必要となります。顧客の獲得に関しては、開業時に鴻巣市全域に折込チラシを配布し、近くの住宅等へはポスティングを行い、周知に努めました。今は口コミやメディア、SNSを通じてお客様に知っていただきご来店いただいておりますが、今後は鴻巣市内のお客様も多く獲得したいと考えており、HPやSNSをさらに活用して積極的に情報発信をしています。
写真:スポーツビジョン 写真:バイク用メガネ
写真:お客様のメガネを選んでいる様子(顔を見るだけで似合うメガネが浮かぶとのこと)
今回ご活用された「鴻巣市商店街空き店舗対策事業費補助金」は、どのようにお知りになりましたか?
━開業の相談に行った鴻巣市商工会でお聞きしました。
店内はスタイリッシュで様々な設備がありますが、補助金はどのように活用されましたか?
━スポーツビジョンや視力測定器を購入させていただきました。スポーツビジョンは約30年以上前からありますが、最近は様々な競技のアスリートの方が取り入れています。
写真:メガネのフィッティングスペース(椅子に座って鏡を見ながら調整を行います)
写真:検査機(左:視力測定器等 右:動体視力計と深視力計)
インタビューも大詰めになってきましたが、今後の事業展開はどのようにお考えでしょうか?
━先ほどもお話ししましたが、お客様の半分が鴻巣市外・埼玉県外になっています。お店の場所が大きな通りから一本中に入っているのでややわかりにくいかもしれませんが、鴻巣市内の方を中心に多くの皆様に知っていただき、チェーン店とはまた違う専門店のメガネ作りをご体感いただければと思っています。また、眼科への出張回数も今後は増やしていきたいと思っています。
店舗周辺にはお店が少ないので、洋服店やカフェなど多ジャンルのお店が増えると、相乗効果が生まれ、北鴻巣駅周辺が活性化するのではないかと思います。
写真:最適なメガネ・高度な視力測定の大切さについてお話されている様子
最後になりますが、今後事業展開を進める上で支援して欲しいことはありますでしょうか?
━創業・開業されてから2~3年目の方向けに何かサポートがあればよいと思います。サポートがあることで、鴻巣市内で創業・開業される方も増えると思います。
サポートの用意がありませんので、検討していく必要があると感じました。
本日はお忙しいところインタビューにお答えいただきありがとうございました。