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アライグマの被害を防ぐために
アライグマについて
アライグマは、本来日本国内には生息していない動物です。
しかし、ペットとして飼われていたものが逃げてしまったり飼育放棄されたりして、野生化してしまいました。アライグマの生息数は増加傾向にあり、生態系や農作物への被害が問題視されています。
現在、アライグマは特定外来生物に指定され、埼玉県では埼玉県アライグマ防除実施計画を策定し、防除を実施しています。
市の対応
市ではアライグマの被害拡大を防ぐため、県の計画に基づき、被害を受けている方の敷地に捕獲用の箱わなを設置します。
アライグマの被害にあったら
- 環境課までご連絡ください。
- 市から委託されている業者が、被害を受けている方に連絡します。
- 業者は、被害を受けている方の敷地などに捕獲用の箱わなを設置します。
箱わなの設置や捕獲された個体の処置等に係る費用は無料になります。
箱わな設置希望の方
市内で箱わな設置希望の方は、次の内容をご連絡ください。
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 被害の内容
箱わな設置後は、毎日檻を確認するようにしてください。
設置期間
概ね1カ月
注意事項
- アライグマは、アライグマ回虫による幼虫移行症など、人にも感染する病原体を保有している可能性があります。特に、糞尿や血液のほか、ダニなどの寄生虫には、危険な病原体が存在する可能性がありますので、見つけても刺激することはしないでください。
- 万が一、嚙まれたり引っかかれたりした場合は、速やかに傷口を水で洗浄し、医療機関を受診してください。
- 市が貸し出すことが可能な箱わなは、数に限りがあります。そのため、ご連絡いただいてもすぐに箱わなを設置できない場合があります。
早めの対策が肝心ですので、動物の足跡、物音、食害等お気づきの点がありましたら、ご相談ください。
関連リンク
埼玉県アライグマ防除実施計画とは(埼玉県)<外部リンク>
外来生物とは(埼玉県)<外部リンク>