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「クビアカツヤカミキリ」にご注意ください

ページID:0001165 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

サクラを枯らす外来害虫「クビアカツヤカミキリ」

クビアカツヤカミキリは平成30年1月15日に特定外来生物に指定され、個人による飼育・運搬等が禁止されました。

埼玉県内においても被害が確認されており、今後も被害拡大が予想されます。

鴻巣市においても年々被害が拡大している状況です。

本種の幼虫が侵入したサクラは食害による枯死や倒木等の危険があります。

また、サクラだけでなくモモ、ウメなどのその他のバラ科樹木への被害も懸念されます。

生態

自然分布は中国、モンゴル、朝鮮半島、台湾、ベトナム

成虫の体長は、2.5~4センチメートル

体全体が光沢のある黒色で、前胸背板は明赤色

幼虫は樹木を摂食し、フラス(ふんと木くずが混ざったもの)を排出しながら2~3年ほどかけて成長する

成虫の活動時期は6月~8月にかけてで、寿命は2週間以上

メスは卵を数百個産み、9日ほどで孵化する

クビアカツヤカミキリの成虫の画像
クビアカツヤカミキリの成虫
クビアカツヤカミキリの幼虫の画像
クビアカツヤカミキリの幼虫
フラスの様子
フラスが木の周囲に落ちている様子
フラスの拡大写真の画像
フラスの拡大写真

クビアカツヤカミキリの被害が疑われる樹木を発見した場合

クビアカツヤカミキリの成虫や、フラスを発見した場合は、環境課までご連絡ください。

また、成虫を捕獲した場合はその場で捕殺してください。

クビアカツヤカミキリの主な防除方法

成虫の捕殺

成虫を発見した場合は、被害拡大を防止するため、その場で捕殺してください。

登録農薬の注入

フラスの排出孔が確認されたら、登録農薬をその穴から注入して駆除してください。

ネットによる飛散防止

大型のフラスが大量に確認されたら、成虫が樹木内から出てくる可能性があるため、防鳥ネットなどを巻き付け、定期的に見回りをして、成虫が飛散しないようにしてください。

農薬注入の様子の画像
農薬注入の様子
ネットを巻き付けた木の画像
ネットを巻き付けた木

防除の手引き

クビアカツヤカミキリの詳細情報や詳しい防除の方法を知りたい方は、埼玉県環境科学国際センターのホームページをご確認ください。

クビアカツヤカミキリ情報(埼玉県環境科学国際センター)<外部リンク>