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「コウノトリ」を鴻巣市の鳥に制定しました

鴻巣市の地名の由来の一つともいわれ、市民になじみが深く、幸せをもたらす存在として幅広く認知されている「コウノトリ」。
合併20周年を契機に、経済・社会・環境の3側面が調和した持続可能なまちづくりを推進するため、鴻巣市のまちづくりのシンボルとして、10月1日、「コウノトリ」を鴻巣市の鳥に制定しました。
なお、市の鳥をコウノトリに制定している自治体は、兵庫県、兵庫県豊岡市、福井県越前市、徳島県鳴門市に次いで5番目(市では4番目)となっています。
制定理由
制定理由1 鴻巣の地名の由来の1つ「こうのとり伝説」
鴻巣市と 「コウノトリ」 は古くから縁があり、市内にある鴻神社では、 「コウノトリ」 が産んだ卵を狙った大蛇を退治したことで、平和な日々が続いたとされている「こうのとり伝説」が伝わり、一説では市名の由来とも言われています。
▲毎年10月に「おおとりまつり」で実施する「こうのとり伝説パレード」
制定理由2 街のなかにも「コウノトリ」
市内の様々な場所で 「コウノトリ」 にちなんだモノを見ることができ、市民の皆さんに馴染み深いものとなっています。
▲旗(おおとり商店会)
▲デザインタイル

▲花壇(鴻巣駅東口エルミパーク)
▲モニュメント(鴻巣駅東口)
制定理由3 コウノトリの飼育・「天空の里」オープン
令和3年10月に埼玉県こども動物自然公園から、国の特別天然記念物であるコウノトリを2羽譲り受け、飼育を開始しました。その後、オスは「空」メスは「花」の愛称で親しまれています。

令和4年1月に、コウノトリを飼育するための施設として、コウノトリ野生復帰センター「天空の里」を開設し、定期的にマルシェ等も実施しています。

制定理由4 持続可能なまちを目指して SDGs推進事業
令和5年8月に「人にも生きものにもやさしいコウノトリの里こうのす」を2030年の将来ビジョンとして掲げる「鴻巣市SDGs未来都市計画」を策定し、コウノトリをシンボルとしたSDGsのまちづくりを進めています。
★SDGs未来都市に選定(令和5年5月)
「コウノトリ」をシンボルにSDGsを推進し、豊かな自然環境づくりをベースに経済面・社会面との好循環の創出によるまちづくりを目指しています。
★SDGs未来会議を開催(令和6年7月)
市内の8中学校から選出された生徒が、持続可能な鴻巣市について考え、市への提言や自分たちの学校におけるSDGs宣言のプレゼンテーションを実施しました。
★地方創生SDGsフェス(令和7年5月)
EXPO2025大阪・関西万博にて開催された「地方創生SDGsフェス」にブース出展し、国内外に「コウノトリ」をシンボルとしたまちづくりのPRを行いました。

鴻巣市の鳥『コウノトリ』制定記念at天空の里こうのとりマルシェを開催
「コウノトリ」を鴻巣市の鳥に制定したことを記念して、10月26日にコウノトリ野生復帰センター「天空の里」でセレモニーを開催しました。
セレモニーでは、市の鳥制定記念横断幕のお披露目や、プロモーション動画の上映、特定非営利活動法人鴻巣こうのとりを育む会への感謝状贈呈を行いました。
▲市の鳥制定記念横断幕のお披露目
▲鴻巣こうのとりを育む会の会長川島さんへ、感謝状を贈呈
▲市長、議長、教育長、鴻巣こうのとりを育む会の皆様
市の鳥制定記念プロモーション動画
本動画では、コウノトリを本市で飼育してから現在に至るまでのコウノトリの様子や、昔から関わりのあったコウノトリと本市のつながり、コウノトリをシンボルとして築いていくSDGs未来都市としてのこれからについて、6分程度にまとめました。 コウノトリをシンボルに、SDGs未来都市として羽ばたく鴻巣市の姿を、ぜひご覧ください。

▲サムネイル
動画は下記リンクから視聴いただけます↓
市の鳥プロモーション動画<外部リンク>
