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第4回 ~「環境にやさしい農業」に取り組んでいます~

ページID:0001285 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

人にも生きものにもやさしい農業を目指して

 人にも生きものにもやさしい「コウノトリの里」づくりには、自然環境への負荷が少ない「環境にやさしい農業」の推進がとても重要です。

市内でも、「こうのとり伝説米」という環境にやさしい農業が取り組まれています。こうのとり伝説米は、市内の生産者が立ち上げたJAさいたま特別栽培米部会が主体となっており、農薬と化学肥料の使用を通常の半分に抑えて栽培しています。農薬を減らして栽培することは、田んぼや田んぼにつながっている水路などで生きているたくさんの生きものにも配慮しています。お米を食べる私たち人間の身体にやさしいことはもちろん、生きものにもやさしい農業といえます。

安心安全なお米「こうのとり伝説米」のこだわり

  1. お米の品質を確保するため、必ず種子を更新しています。
  2. 減農薬・減化学肥料により栽培し、埼玉県の特別栽培認証を取得しています。
  3. お米の中のタンパク質は、少ないほど美味しいとされているため、タンパク質の含有量を6.0%以下に設定しています。
    (通常は6.5%以下)
  4. 大きくて均一なお米とするため、1.9ミリメートル以上のふるいで選別しています。
    (通常は1.8ミリメートル)

こうのとり伝説米
​こうのとり伝説米のパッケージ​

小・中学校の給食で「こうのとり伝説米」を提供しました

 安心で安全なお米を子どもたちに食べてもらうため、昨年11月の彩の国ふるさと学校給食月間に合わせ、小・中学校の給食で「こうのとり伝説米」の新米を提供しました。

 鴻巣市産の食材にこだわった「ふるさと給食特別メニュー」として、中学校では、こうのとり伝説米のご飯のほか、豚肉や長ネギなどの地元の食材を使用した献立が並び、環境にやさしい農業や地産地消の大切さについて学びました。
会食会
​生産者の方と会食をしながら貴重なお話を伺いました
メニュー
​鴻巣産のこだわり食材による特別メニュー
(こうのとり伝説米・豚のしょうが焼き・ねぎぬた・呉汁 ほか)

すすめよう!「地産地消」

 「地産地消」(ちさんちしょう)とは、「地域で生産された食材を、その地域で消費する」という意味です。

地産地消のメリット

  • 産地から消費するまでの距離が短く、消費者と生産者が「顔の見える関係」でつながっているため、新鮮で安全・安心な農産物を、手ごろな値段で購入することができる
  • 生産されている農産物を通じて、地域の人や自然、食文化などを知るきっかけにもなる

普段食べている食材を、こうのとり伝説米など、地元で生産された身体にも環境にもやさしい農産物に替えることで、豊かな自然環境づくりに貢献することができます。

手軽で美味しい取組に、皆さん参加してみませんか。