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人にも生きものにもやさしい「コウノトリの里」づくりには、自然環境への負荷が少ない「環境にやさしい農業」の推進がとても重要です。
市内でも、「こうのとり伝説米」という環境にやさしい農業が取り組まれています。こうのとり伝説米は、市内の生産者が立ち上げたJAさいたま特別栽培米部会が主体となっており、農薬と化学肥料の使用を通常の半分に抑えて栽培しています。農薬を減らして栽培することは、田んぼや田んぼにつながっている水路などで生きているたくさんの生きものにも配慮しています。お米を食べる私たち人間の身体にやさしいことはもちろん、生きものにもやさしい農業といえます。
こうのとり伝説米のパッケージ
安心で安全なお米を子どもたちに食べてもらうため、昨年11月の彩の国ふるさと学校給食月間に合わせ、小・中学校の給食で「こうのとり伝説米」の新米を提供しました。
鴻巣市産の食材にこだわった「ふるさと給食特別メニュー」として、中学校では、こうのとり伝説米のご飯のほか、豚肉や長ネギなどの地元の食材を使用した献立が並び、環境にやさしい農業や地産地消の大切さについて学びました。
生産者の方と会食をしながら貴重なお話を伺いました
鴻巣産のこだわり食材による特別メニュー
(こうのとり伝説米・豚のしょうが焼き・ねぎぬた・呉汁 ほか)
「地産地消」(ちさんちしょう)とは、「地域で生産された食材を、その地域で消費する」という意味です。
普段食べている食材を、こうのとり伝説米など、地元で生産された身体にも環境にもやさしい農産物に替えることで、豊かな自然環境づくりに貢献することができます。
手軽で美味しい取組に、皆さん参加してみませんか。