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広報こうのす6月号で募集した、皆さんの素敵なエピソードを紹介します。
募集の概要は【市制施行70周年記念】あなたの素敵なエピソードと写真を大募集をご覧ください。
8月で70歳になる夫はパーキンソン病を患って24年目になる。最近では嚥下障害になってしまい、美味しいものも食べにも行けず、車いす生活になってしまい旅行にも行くこともできません。しかし、今まで通り自宅で生活できることが夫にとって一番の幸せと私は思っています。親3人の介護から看取りの時期と重なり、結婚記念日や退職祝いの旅行もできず結婚42年目になります。いつまでも元気で・・とはいいがたいですが、いつまでも自宅での生活を送れるよう一緒に頑張りましょうね。
小川 はるみ さん
鴻巣市に転居し、半世紀近く経ちました。月日は、それこそ飛ぶように過ぎ去って、あの頃、遥か未来だった、70の齢も、そう遠い話でも、なくなりました。鴻巣の街並み、随分変わりました。平屋造りの駅舎、手打ち式のパチンコ店、貸本屋・・回想すれば、懐かしい景色ばかりです。ひねもす散歩の道すがら、ひなげしの花が、可愛らしい。手を引く孫が、これから歩く道、今日の空のように、清く晴れよと、願っています。
空人 さん
今年の10月6日で、生まれて70か月になります。3人姉弟の真ん中で、落ち着いた遊びが好きな甘えん坊。今は、人形遊びやあやとりに夢中みたいです。通っている鎌塚保育所では、スイカなどの野菜を育てていて、年長児が世話をすることになっています。お盆の頃に収穫するのを、とても楽しみにしていました。フウセンカズラなどの植物も育てていて、種がたくさん採れるのが気に入っているようです。のんびりとした雰囲気で、自然にふれ合える鎌塚保育所に通えてよかったと思っています。休みの日は、吹上や北新宿の児童センターに行って、工作や夏まつりなどのイベントに参加したり、せせらぎ公園や荒川パノラマ公園で遊んだりしています。市外から引っ越してきましたが、子育てする環境に不便を感じず、鴻巣での生活に満足しています。来年から小学生になりますが、今のまま自由にのびのびと、元気に成長して欲しいと願っています。
小島 望 さん・小島 千紗 ちゃん
矢澤正夫さん宅にて集まり、小学校登校時7月ごろは半ズボン姿でショイカバンを背負って、途中東橋の川、丸太の上を手をつなぎながら一本橋を渡り1.5km歩いて登校した。学校から帰ると近所には神社や野通川があり、夕方暗くなるまで遊んでいた。小六年の時、このメンバーを連れて、100円もって自転車で秩父長瀞まで行った思い出がある。今思うと凄い事したと思います。
矢澤 利喜 さん
今年の4月に、吹上駅付近の元荒川で撮影した写真です。水面にカメラを近づけて反射した「もう一つの桜並木」が素敵でした。
いその さん
先祖代々続くひな人形の店として、「人形のまち鴻巣」の地場産業を担い、今年度、会社設立70年を迎えます。私が子どもの頃、人形町に10店舗あったひな人形の店も、今は5店舗になりました。ひな壇は7段飾りから、3段、親王飾りと主流が移り変わり、少し寂しい思いもあります。ひな人形のデザインや色目も時代と共に変化してきましたが、製作したひな人形を全国に卸売りをする会社のスタイルは、今も昔も変わっていません。子どもをけがや病気から守るという、ひな人形の意味合いに、心を打たれるお客さんがいるのが印象的で、ただモノとして売るだけではないこの仕事を続けてきてよかったと感じています。これからも応援してくれるたくさんの人に感謝しながら、使命感を持って、時代のニーズをとらえつつ、鴻巣でひな人形の製作や販売を続けていきたいです。
株式会社マル武人形 関口 典宏 さん
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