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スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の対策について
特徴
スクミリンゴガイは、温暖な気候を好み、土中や用水路等の暖かい場所で越冬します。また、水温が上がる田植時期に活性化し、雌貝は3日から4日ごとに200個から300個の卵を産卵します。その後、10日程度でふ化し、2ヶ月程度で成熟します。
スクミリンゴガイは、拡大すると根絶はほぼ不可能なため、初期の対策が重要です。
対策
- 用水路や取水口に侵入を防ぐネット等を設置する。
- 田植後は、なるべく浅水で管理する。(貝は水中でしか根を食べることができないため)
- 卵を発見したら水中に落として死滅させる。
卵は毒性があるため、素手では触らない。 - 農薬散布を行う。
水路には農薬を散布しない。 - 冬場にトラクターで耕うんを行い、貝の個体数を減らす。(貝は比較的浅い場所に潜って越冬するため)