本文
災害時は、災害から命を守るために避難が必要ですが、避難所が密集するなど感染症のリスクが心配されております。
そのため、市民の皆さま、本市に滞在している皆さまが災害時にどのように避難するか、普段から考えていただきたいことをお知らせします。
2019年の台風災害の時にも、ご自宅の2階、親せきや友人の家、車で安全な場所で待機、近くにある高い建物など、避難所以外へ避難された方が多くいらっしゃいました。
このような避難所以外へ避難することは、感染症の感染防止対策として有効です。
避難所で感染症の感染拡大を避けるため、人との距離を2m確保した避難スペースの設置、間仕切りなどの設置を行うとともに、健康チェック、手洗い、うがい、消毒、せきエチケット、会話する際の距離を保つなど、避難者自身による感染対策を行います。
また、風邪などの症状がある方の個室での避難を進めます。
まずは、地震の時にいる場所で、身を守りましょう。
地震により、ご自宅などが損壊し、または損壊の恐れが高くなり、そこで生活することが困難な場合は、避難所へ移動が必要です。
水害ハザードマップを見て、災害の危険性を必ず確認してください。
水害ハザードマップでご自宅などの浸水想定が3m以下の場合などでは、2階へ避難する(自宅などに留まる)ことで命を守ることができます。2階がない場合はご自宅から出て避難(立ち退き避難)することが必要です。
しかし、2階以上の高層階へ避難した場合に、トイレや台所などが使えない、十分な備蓄を準備する必要がある等の課題があります。
新型コロナウイルス感染症の感染リスクを下げるために有効な分散避難ができる方は、普段から、避難の方法を決めておいてください。
どのタイミングで、どこへ、どうやって、誰と避難するか、考えておくことが重要です。
そのため、鴻巣市では、警戒レベル3「高齢者等避難」をできる限り早めに発表して、皆さまに避難を促します。
普段から、親せきや友人などと、災害時の時はお互いに避難を受け入れることを話し合ってください。
移動途中で被害を受けることがないように、道路が水で見えなくなる前に避難が終わっている必要があります。
車で避難する場合は、水により道路と水路や田畑などの境がわからなくなると、車が動けなくなり被害を受ける危険が高くなりますので、道路が水で見えなくなる前に避難が終わっている必要があります。
災害に備えて準備しておくものリスト(PDF:524.6KB)
避難情報に関するガイドラインの改定(内閣府)<外部リンク>
どこへ避難する場合でも、検温やかぜ症状の確認など、ご自身で健康状態のチェックを行ってください。
体調が悪い場合は、避難した先で必ず健康状態を申告してください。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、以下の症状がある方は、避難する前に保健所に連絡し、指示を受けてください。
埼玉県ホームページ「感染確認状況や関連情報」<外部リンク>
《参考動画》茅ヶ崎市「在宅避難のすすめ」<外部リンク>