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鴻巣市包括施設管理業務について

ページID:0007846 更新日:2023年2月28日更新 印刷ページ表示

1.導入の背景と目的

 市では、従来、施設の状態管理や老朽化情報を施設所管課が個別に管理し、保守管理や修繕等の仕様書作成・発注対応等を実施していましたが、施設ごとの管理水準のばらつきや専門職員の不足等が課題となっていました。

 この課題解決のために、総合的な施設マネジメントから個々の設備までの専門的な知識やノウハウを有する民間事業者と連携し、複数施設の保守管理業務・小規模修繕等業務を包括的にまとめることで、「管理水準の統一化」「施設の安全性向上」「事務の効率化」などを図るとともに、より質の高い事業運用や持続可能な施設管理運営につなげることを目的とした「鴻巣市包括施設管理業務」を、令和4年度より開始しました。

2.事業概要

対象施設

市役所、支所、市民センター、消防器具置き場、児童センター、保育所、福祉センター、高齢者福祉施設、障がい福祉施設、保健センター、駅施設、小学校、中学校、給食センター、放課後児童クラブ、体育施設、図書館、人権施設、公民館など、全142施設(令和6年度時点)

受託事業者

JM・FBS・前田共同事業体
(代表企業:株式会社JM、構成企業:株式会社エフビーエス、前田建設工業株式会社 関東支店)

委託期間

令和4年度から令和8年度までの5年間

主たる実施業務

  1. 保守点検業務(電気工作物、消防設備、空調、オイルタンク、浄化槽、受水槽、高架水槽、昇降機、排気設備、特定建築物、自動ドア等の法定点検業務および植栽、清掃、機械警備等の維持管理業務)
  2. 小規模修繕等業務(130万円以下の、建築物および設備に関する小規模修繕業務)
  3. 巡回点検業務(原則月2回の汚損、破損チェックおよび軽易対応可能な簡易修繕)

特記事項

  1. 市内事業者の積極的活用条件を付与
  2. 施設状態、点検実施工程、損傷対応結果等、保守・修繕・点検実施の計画および実施内容をシステム一元化の上、共有化

実施体制のイメージ図

3.期待される効果

管理水準の統一

 点検報告書や修繕履歴等のデータを一体管理することで、適切な管理運営につなげます。

施設の安全性向上と修繕費等の削減

 管理品質の向上や巡回点検・簡易修繕の実施により、事後保全(壊れてから直す)から予防保全(壊れる前に直す)へ転換が進められることで、修繕費等の削減に併せ、施設の安全性確保・長寿命化につなげます。

業務の効率化と市民サービスの向上

 保守点検や修繕業務の見積徴取・仕様書作成・契約などに係る施設職員の事務負担が軽減されることで、市民提供サービスの向上のためのコア業務への注力につなげます。

地元経済の循環に寄与

 地元事業者の積極的活用を行うとともに、本業務以外の民間業務の受注機会獲得や優れたノウハウの吸収等の、地域経済の高循環につなげます。