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健康とお金のはなし
北里大学メディカルセンター市民講座のお知らせ
知っておこう白内障と緑内障
白内障と緑内障の症状や病気についてご存じですか?
白内障とは加齢により目の中のレンズを担う「水晶体」という器官が白く濁って視力が低下する病気です。加齢による原因でおこるものを「加齢性白内障」と呼んでいます。
個人差がありますが、誰でも年をとるにつれ水晶体は濁っていきます。高齢の人ほど多く発症します。
緑内障とは加齢等で眼球内部の圧力が上がり、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経に障害が生じ、視野(見える範囲)が狭くなる病気のことです。治療が遅れると失明することもあります。
白内障と緑内障の医療費について
鴻巣市国民健康保険における1年間の総医療費(令和4年4月1日から令和5年3月31日受診分)は、
白内障で約1憶1千万円(112,301,380円)、
緑内障で 約9千万円 (90,249,210円)となっています。
この金額は埼玉県平均の約1.5倍、同規模市町村と比べても約1.4倍と高額になっています。
みなさんの年間費用も白内障で約7万円から10万円、緑内障で約3万円から5万円かかってしまう可能性があります。
白内障は手術で完治する可能性がありますが、緑内障については完治せず、生涯医療費がかかってしまいます。
どちらも加齢等で気づかないうちに進行してしまうケースが多い病気として有名で、早期発見、早期治療が非常に大切です。
白内障、緑内障を発症した際に、早期発見・早期治療ができるよう、病気への理解を深めてみませんか?
国保年金課では、健康増進と医療費軽減のため、さまざまな情報を発信していきます。
北里大学メディカルセンター市民講座について
白内障と緑内障について眼科医の先生が講演します。(参加無料)
詳しくは下のPDFをご参照ください。