鴻巣市除染計画

 政府は、「当面の福島県以外の地域における周辺より放射線量の高い箇所への対応方針(平成23年10月21日)」を発表した。この方針では、高いとする放射線量の具体的な数値を示すことなく、測定方法や除染等を市町村で行うことを要請しています。したがって、鴻巣市では、原子力災害対策本部が示した「市町村による除染実施ガイドライン(平成23年8月26日)」に基づき、政府が正式な基準値を示すまでの間、暫定的な基準値を定め、除染計画を策定します。

1 目標

 鴻巣市は、市内の保育所・学校等の敷地における空間放射線量を、暫定的に0.23μSv/H(地表5センチメートル)以下となるよう、測定及び除染作業等を実施する。

  • この数値は、国・県から正式な数値が通達されるまでの間とする。
     
  • 国際放射線防護委員会(ICRP)は、自然放射線と医療被ばくを除く空間放射線量を年間1ミリメートルSv(0.19μSv/H)としている。(文科省も目指す値としている。)また、自然界の大地等からの放射線量は、年間0.38ミリメートルSv(0.04μSv/H)とされている。したがって、これらの合計(0.23μSv/H)を鴻巣市の暫定的な基準値とする。

2 測定順位

 放射線の影響が大きいとされる多くの児童生徒が利用する施設等から、順次測定を行い、除染が必要な場合は速やかに実施するものとする。
 なお、除染作業を実施する空間放射線量値は、0.23μSv/H(地表5センチメートル)を超えた場合とする。

3 除染の方針及び方法

 「除染に関する緊急実施基本方針(平成23年8月26日原子力災害対策本部)」に示された方針を基本に、埼玉県が行った「放射線量低減化実証実験結果」などを参考に、汚染の固定化や拡散を防ぐため除染作業を迅速に行う。

  1. 学校・保育所・公園
    校(園)内における高い線量率が予想されるポイント(「学校等における放射線測定の手引き(平成23年8月26日)」が示す4か所)を測定し、基準値を上回る箇所については、簡易な除染(側溝の泥の除去、落ち葉の回収、樹木の剪定、水による洗浄、ブラッシング)を実施する。簡易な除染作業により測定値の低減が図れなかった場合は、表土等の除去を実施する。
    これらの方法を実施してもなお、1メートルの測定において周辺より1μSv/H以上高い場合には、文部科学省と対策を協議する。
  2.  道路
    アスファルトで舗装された道路は、アスファルトの継ぎ目、ひび割れ部分のブラッシングや側溝内の泥の除去、高圧洗浄機による洗浄を実施する。

4 除染作業の留意点

  • 作業の効率化を図り、作業員の作業時間に留意する。
  • 防塵マスク、ゴム手袋、ゴム長靴、長袖、帽子(ヘルメットも可)を着用する。
  • 作業中の飲食・喫煙は禁止する。
  • 作業後、手足・顔等の露出部分の洗浄、うがいを履行する。

5 除去した土壌等の取扱い

(1) 基本的には、発生した敷地内の安全と確認できる場所に穴(50センチメートル)を掘り、底部に遮水シートを敷き、耐水性のある袋に除去した土壌等を詰め、埋め戻すものとする。(覆土の遮へい効果:30センチメートルで98%)

(2) 敷地内に該当する場所がない場合は、市有地の中で適当な場所を選択し、(1)と同様な方法で処理するものとする。

(3) 当該場所については、定期的に放射線測定を実施し、安全を確認する。

鴻巣市における放射線量等に関する対応方針(平成23年10月28日)

放射線量測定(簡易)実施要領

放射線量等

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更新日:2016年3月1日