子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)について

子宮頸がん予防ワクチン接種の積極的な勧奨の差し控えについて

 平成25年6月14日に開催された厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会において、ワクチンとの因果関係が否定できない持続的な痛みが、子宮頸がん予防ワクチン接種後に特異的にみられたことから、副反応の発生頻度等がより明らかとなるまでの間、子宮頸がん予防ワクチンの定期接種の積極的な勧奨を差し控えることになり、現在に至っています。

 

子宮頸がんワクチンに関する情報提供

 令和2年10月9日付で厚生労働省より、接種を検討・判断するためにワクチンの有効性・安全性などの情報提供を行うよう勧告がありました。

 子宮頸がん予防ワクチンは、接種を希望する対象者の方は定期接種として受けることができますが、ワクチンの有効性と接種による副反応が起こるリスクを十分理解した上で接種を受けるようにしてください。厚生労働省のホームページに、子宮頸がん予防ワクチンの接種を検討している方とその保護者の方向けのリーフレットが掲載されています。

 

 リーフレットもご確認ください(厚生労働省作成)

 小学校6年~高校1年相当 女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版) (PDF:3.1MB)
 小学校6年~高校1年相当 女の子と保護者の方へ(詳細版) (PDF:4.3MB)

 

 用語について  HPV(ヒトパピローマウイルス)

 

子宮頸がん予防(HPV)ワクチン定期予防接種について

対象者(以下の方は、無料で予防接種を受けることができます)

 小学校6年~高校1年相当の女の子(接種当日に鴻巣市に住民登録のある方)

 標準的な接種期間:中学校1年生の時期1年間

 

ワクチンの種類と接種回数・間隔

種類・接種回数

 ・サーバリックス(2価)
 ・ガーダシル(4価)

  同じワクチンを合計3回接種します。

 

接種間隔

 HPVワクチン接種間隔

 サーバリックスの場合
 1か月以上間隔をあけて2回接種(米印1)
 3回目は、1回目の接種から5か月以上かつ2回目から2か月半以上間隔をあける(米印2)

 ガーダシルの場合
 1か月以上間隔をあけて2回接種(米印3)
 3回目は、2回目の接種から3か月以上間隔をあける(米印4)

 

ワクチンの効果

 HPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいといわれている、HPV16型と18型という
 タイプのウイルスの感染を防ぐことができます。それにより、50~70%を防ぎます。

 海外・日本で行われた調査では、HPVワクチンを接種することにより、子宮頸がんの
 前がん病変を予防する効果が示されています。また、研究段階ですが、一部の国で
 は、子宮頸がんを予防する効果を示すデータも出てきています。

 

ワクチンのリスク

 多くの方に、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。
 まれですが、重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)が起こることがあります。

子宮頸がん予防ワクチン副反応一覧

 このように、因果関係があるかわからないものや、接種した後短期間で回復した症状を
 ふくめて、HPVワクチン接種後に症状として報告があったのは、接種1万人あたり、約9人
 です。うち報告した医師や企業が重篤と判断した人は、1万人あたり、約5人です。

 

 痛みやしびれ、動かしにくさ、不随意運動について

 ワクチン接種後、広い範囲に広がる痛みや、手足の動かしにくさ、不随意運動(動かそう
 と思っていないのに体の一部が勝手に動いてしまうこと)などを中心とした多様な症状が
 起きたことが報告されています。

 症状

  1. 知覚に関する症状
    (頭や腰、関節などの痛み、感覚が鈍る、しびれる、光に関する過敏など)
  2. 運動に関する症状
    (脱力、歩行困難、不随意運動など)
  3. 自律神経などに関する症状
    (倦怠感、めまい、睡眠障害、月経異常など)
  4. 認知機能に関する症状
    (記憶障害、学習意欲の低下、計算障害、集中力の低下など)

 このような「多様な症状」 の報告を受け、様々な調査研究が行われていますが、「ワクチン
 接種との因果関係がある」と証明はされていません。また、ワクチンを接種したことがない
 方でも、同様の「多様な症状」があったことが一定数存在したことがわかっています。

 ワクチンの接種を受けた後や、けがの後などに原因不明の痛みが続いたことがある方は
 これらの状態が起きる可能性が高いと考えられているため、接種については医師とよく相
 談してください。

 

ワクチン接種を希望される方へ

 子宮頸がん予防ワクチン接種後、上記のような報告(ワクチンのリスク)がされたことから、
 子宮頸がん予防ワクチンの接種を積極的にはお勧めしないこととなっております。
 ただし、公費での接種を中止するものではないため、対象者(小学校6年生~高校1年生相
 当の女の子)のうち接種を希望する方は、有効性と接種によるリスクを十分に理解した上で
 受けるようにしてください。

接種までの流れ

  1. 鴻巣保健センターへご連絡ください。(電話 048-543-1561 平日8時30分~17時15分)
    接種の際に必要な予診票などをお渡しします。
  2. 医療機関へ予防接種の予約を入れる。
  3. 予防接種に行く。(原則、保護者が同伴してください)
    <持ち物>
    ・健康保険証などの氏名、住所、生年月日が確認できるもの
    ・予診票(保護者の同意が必要になります)
  4. 接種後は、体調の変化に十分注意してください。
    (体調に変化があった場合、接種した医療機関へ相談してください)
  5. ワクチンは合計3回接種しますが、1回目、2回目に気になる症状が現れたときは
    2回目以降の接種をやめることができます。

 

 接種する前に、リーフレットもご確認ください。
 HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ (PDF:1.3MB)

 

ウイルス感染でおこる子宮頸がん

 子宮頸がんは、ウイルスの感染がきっかけでおこるがんのひとつです。
 HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因と考えられています。
 このウイルスは、女性の多くが、「一生に一度は感染する」といわれるウイルスです。
 感染しても、ほとんどの人は自然に消えますが、一部の人でがんになってしまうことがあります。

子宮頸がんで苦しまないために、できること

 子宮頸がんで苦しまないためにできること

 鴻巣市では、20歳以上の方を対象に子宮がん検診を実施しています。

 

 使用している図や表は、小学校6年~高校1年相当 女の子と保護者の方へ大切なお知らせ
 (概要版・詳細版)より引用(厚生労働省作成)

 

 外部サイト

ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン(厚生労働省)

子宮頸がん(国立がん研究センターがん情報サービス)

この記事に関するお問い合わせ先
健康づくり課健康管理担当
〒365-0032
埼玉県鴻巣市中央2-1(鴻巣保健センター内)
電話:048-543-1561
ファックス:048-543-5749
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更新日:2020年11月27日