環境にやさしい「バイオディーゼル燃料」を精製しています
バイオディーゼル燃料を精製しています。
鴻巣市では持続可能な地球にやさしい循環型社会を実現するため、廃食油を代替燃料(バイオディーゼル燃料)に精製する機械を導入しました。
バイオディーゼル燃料は地球温暖化に大きな影響を与える二酸化炭素の排出を削減し、硫黄酸化物・黒煙等の環境汚染物質も抑制する地球にやさしい燃料です。
導入した精製機は農林水産省からの補助金を得た、産学官連携により(株)大正理化<越谷市>が技術開発したSTING法(エステル交換一分解同時反応方式)による精製装置です。従来精製過程で排出されていたグリセリン(副産物)と排水をほとんど出さないのが特徴です。
市では精製された燃料を試験的に鴻巣市フラワーセンター(東日本最大級の花卉市場)で利用し、鴻巣市給食センターのボイラーでも使用しています。環境学習の場、更には、長期展望としては地場産業などへの利活用を考えています。

「バイオディーゼル燃料精製機導入見学会」を行っています
鴻巣市が取り組んでいる環境に配慮したBDF精製事業をぜひご覧ください。
見学希望の方は事前にご連絡ください。
問い合わせ/ 環境政策課 電話048-541-1281(直通)
だれでもわかる環境用語
バイオディーゼル燃料(BDF)とは…
バイオディーゼルフューエル(BIO DIESEL FUEL)の略で、家庭で使用した廃食油をメタノールと精製することでできる軽油の代替燃料です。
現在の化石燃料(主に石油)は地球温暖化の一因である二酸化炭素を排出しますが、BDF燃料は燃焼によって二酸化炭素を排出しても、大気中の二酸化炭素の総量が増えない(カーボンニュートラル)という特徴を備えているため軽油の代替品として活用することができます。
カーボンニュートラルとは…
「植物を燃やしても大気中の二酸化炭素量は増えない」という原理から来ています。
植物は水と二酸化炭素を用いて光合成をし、生育しています。また、植物は朽ちると水と二酸化炭素に分解されますが、地球上の二酸化炭素量へ影響を与えないとされます。
植物を燃やした場合、二酸化炭素と水(水蒸気)に分解され、室内などの狭い空間では一時的に二酸化炭素量が増えますが、地球規模の広い視野で考えた場合は総量は変わらないという考えをカーボンニュートラルといいます。




